夢と本心にどこまで向き合えていますか? 今の自分の生活を振り返って考える 恋と夢を描いたLA LA LANDを観てきた

映画

年をあけて3月になってしまいましたm(_ _)m

さて久しぶりにグっ!と来てオススメしたい映画を観て来たので紹介したいと思います。

今年のアカデミー賞は。。。。

LA LA LAND!!!

ではありませんでした!

とギャグかよみたいな珍事に見舞われた話題のミュージカル作品

LA LA LAND

ラ・ラ・ランド

です。

 

英語ですが公式はこちら

http://www.lalaland.movie/

日本の配給元公式はこちらかな?

>映画『ラ・ラ・ランド』公式サイト
『セッション』のデイミアン・チャゼル監督最新作 圧倒的音楽×ダンスで贈る極上のエンターテイメント!|映画『ラ・ラ・ランド』公式サイト|2017年2月24日 全国随時ロードショー

 

レイトショーで観に行きましたがカップル多めでした。

 

ネタバレ含めつつになりますが、どうかご承知おきを(ヽ´ω`)

ざっくりと登場人物と内容ですが、主人公となる二人がこちら。

 

セバスチャン:通称セブ(ライアン・ゴズリング)

ジャズをこよなく愛し、言われた曲のみを弾くだけではない即興的なジャズピアニストになりたいと願っており、その為の店を持ちたいと考えている。

ただ偏屈なまでに”ジャズ”に拘りがあり、アメリカで廃れゆくジャズを憂いており店を持つのはその再興を願っての事でもあった。

 

ミア(エマ・ストーン)

女優を目指す為に映画スタジオのカフェで働きながらオーディションを受け続ける日々を過ごす。

勝ち気な性格、パっとしないルックス(あくまで作中ですが)やどこか垢抜けない演技の為かオーディションに通らない。

そんな中でたまたま飲食店でピアノを弾いていたセブの演奏に魅せられ引き寄せられる。

 

ストーリーと感想

この二人を主軸に物語は進んでいきますが、まずビックリしたのが冒頭のミュージカルです。

長い長い渋滞、、、カーステレオで各々がロックやPOPS、クラシックやクラブミュージックぽいものなどを垂れ流しながら車が進むの待っています。

そんな中で突然運転席から出た一人が歌い初め、周囲の搭乗者も一斉にワっと飛び出しミュージカルが始まります。

車の合間を、分離帯を行き交いながら、歌いに歌い、何十台もの車の上で同時に人が踊る様は圧巻です。

ミュージカルが終わるとしれっと車に戻る人たちw

 

 

物語は始まり、まずはミアのパートから始まります。

ミアは上記で紹介の通り女優を目指し日々オーディションを受けているものの、中々オーディションが通らず悶々としている日々を過ごしている。

オーディションに落ち、同じ下宿に住むオーディション仲間達とパーティに行って気晴らしをしたにも関わらず駐車違反でレッカー移動されているプリウス。

仕方なく徒歩でトボトボと帰るミア。

そんな帰り道にある店から聞こえてくるピアノに引き込まれるように店に入る。

そのピアノを弾いていたのがセブだった。

周囲の客の気を引かせる為に店主が指定していない童謡や激しい曲をかけるも客は無反応。

最後の曲を弾き終わると店主に解雇を告げられるセブ、声をかけるミアを横目に苛立ちまぎれに足早にセブは帰ってしまう。

 

中々すれ違いばかりの日々が続きますが、メアが積極的にセブに近づく事で徐々に二人の距離は縮まっていく。

 

夢だけを各々に追い続けてきた二人ですが、今度は全く別々の夢であるもののお互いの夢を応援しあい、それ以外の部分で支え合う事が出来るパートナーとなります。

 

甘い生活が続きますが、メアと母親の電話を横で聞いていたセブはある決断を下す。

夢をなんとはなしに追っているだけでは二人の生活もままならない、、、

そんな彼は純粋なジャズメンバーではなく、旧知の中ではあるものの方向性が全く違うキースのバンドで活動をする事を決意する。

 

生活は豊かになった、メアも舞台に専念出来る事になったが、

多忙な日々を過ごすようになったセブとメアは中々会うことが出来ない状態が続いた。

 

メジャーなバンドとなったセブのライブにメアも応援に行き、セブの活躍を見守るメアだったが、どこか悲しげなセブの表情をメアは見逃さなかった。

そしてある日、言い争いとなってしまい、更に輪をかけるようにメアは現実にうちのめされる事態になり二人の仲は険悪となってしまう。。。

 

恐らく物語の中盤少し前くらいまでをざっくりと紹介してしまうとこんな感じでしょうか、、、

公式でもざっくりとしたストーリー解説はこのあたりまでなので、ここらで止めておきます。

この後!この後からの流れがまた心を揺さぶられる内容なんです。

片や夢とは違う方向で成功し、片や夢をまだ成せていない二人の関係から一気に進展します。

是非劇場で観て頂きたい。。。

 

ミュージカルが冒頭でいきなり開始されるので面食らったのですが、ミュージカル作品なので冒頭以降も場面場面でミュージカルが流れる用に挿入されています。

その歌のどれも良くて明るくノリノリな曲から、物悲しい曲とバリエーションに富んでいて聞きごたえ見ごたえのある内容です。

シーンの途中で歌ではなくステップだけで成立させているシーンもあったりします。

音楽面で言うと最初に紹介した本家公式(英語)を開くと流れる物悲しいあのフレーズ(曲名City of Stars)が好きですね。

このフレーズは本編でもストーリーにも非常に絡んでくるものなので頭に残るんでしょうね。

 

あと自分は映像関連の技術には疎いのですが、この映画は最新のカメラで撮っていないかあるいは特殊なエフェクトをかけているのか。

どことなく今の完全なフルデジタルのような色合いとかパキっとした写りじゃない気がします。

どことなく、少しだけ時を遡ったような、、、20−30とかじゃなくほんの10−15年くらい遡ったような微妙な写りに見えるんですよね、、、気のせいでしょうか?

一部シーンか全編かは分かりませんがフィルム撮り?あるいはそういった処理をしている?

ちょっと今時の最新の美麗綺麗な映像とは違う味のある映像なので、その辺りも何か映画の世界に引き込まれる要素の一つかもしれません。

 

それと最後にストーリー、これが誰しも自分の人生を振り返りたくなるような内容なんですよね。

誰だって多分夢みたいなもの、目標とかを持っていたと思うんですよ。

でも当たり前ですが自分の限界、社会で行きていくことの大変さ、世間体色んなしがらみから恐らく多くの人は望まない仕事に就いて日々を過ごしているんじゃないでしょうか。

それが当たり前ですが、この作品は夢を追えているか?というのもそうですが、自分の本心に向き合えていますか?って点も描いていて。

今の自分は夢もそうだし自分の本心に向き合って何かを成せているのか?って考えさせられてしまいます、、

結末を語れないのが非常に悶々とするところですが、今自分が本心に沿わない、夢とは違うものに携わっていても何らかの形でその自分の思える正道に向かえればいいのではないだろうか。

この作品を観て今一度強く思い直しました。

 

少し脱線しますが、自分はライアン・ゴズリングという俳優を知りませんでした。

と言うより、どこかで見た気が、、、、

まさか?

マネーショートで出てきた胡散臭い銀行員だった!

 

本作のセブは偏屈だがロマンを求める男だったものの、マネーショートの銀行員ことジャレド役をやっている方だったとは。。

顔を見てはてどこかで、、、と作中思っていて、もしかして?と調べたらまさに去年ハマったマネーショートでも活躍している方でしたw

ライアン・ゴズリングは凄い役者なんだなあと、、、

マネーショートでも非常にキレのある演技をしています、またLA LA LANDでもピアノを弾くシーンはどうしているのかと思ったら、なんと3ヶ月の特訓の末自分で弾いて演じてるそうです。。。凄い!

 

少し脱線しましたが、エマ・ストーン然りこんな凄い役者二人がメインの素晴らしい映画、見なければ損ですぜ。

音楽や映像も良い環境で見るべき映画だと思いますので、是非ロードショー中に劇中でこの作品に触れて下さい。

では(ヽ´ω`)

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